2008-10-12から1日間の記事一覧

デッド・テヅカ・イズ・アライヴ

戦後から50年代までの手塚作品が面白くて買いあさっている。昨日もまんだらけに通ってしまった…。これは鼻持ちならない骨董趣味なのか、と自問してしまうが、私自身は、このころの手塚マンガはいまのマンガよりよほどいきいきしていて読みでがあると感じる…

偏屈の世代差

中井英夫は『月蝕領映画館』で『ET』を意外なことに手放しで褒めちぎっている。橋本治はにべもなかったのだが…。

もっとわかりやすくしてみよう

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/4_a77d.html「キャラ」=「プロトキャラクター」=「動物」で、「キャラクター」=「人間」ということでいいんじゃなかろうか。主役が客観的に動物であることで表現を支えているマンガというのは、さすがに…

マンガの命は幼稚さにある

幼稚でなくなったらマンガとしてはつまらないものになる。老成したマンガを描いていた大友克洋が克己して活劇マンガを描いて売れたのも、要するに『AKIRA』のほうが『さよならにっぽん』などより幼稚だからであって、そりゃあ前者より後者の方を好きといって…

アニメとマンガの違い

アニメは動く映像を頭の中でセーブして物語を読みとる、マンガは静止画を頭の中で動かして世界を構築する、という違いがあるのではないか。アニメを長時間見ていると、まず目から疲れてくるが、マンガを長時間読んでいると脳が疲労してくる感じがあるのであ…

私が小林信彦の本で読んだのは、『ジャングル大帝』は『バンビ』の…

http://diary.jp.aol.com/yzuc9ww/704.htmlあはは、私の記述とカンケーない部分で騒ぎが拡大してる。面白い。これぞ朝四時まで眠れないネット文化の醍醐味。

マンガ文化の断層

タイトルに拝借したままなのは気がひけるので『テヅカ・イズ・デッド』を図書館から借り出したのだが、う〜ん、である。マンガってさあ、戦後のマンガは、はじめは一部の親から悪書として憎まれていたんだけどね…。もちろん、子どもにかまっていられない親の…

「ねえねえ聞いてよ!」

子どもは世界のいろんなことを発見して見聞を広めていくけど、親は、それらの知識をたいていはもうすでに知っているから、子どもの発見に対応するのが煩わしくなることもある。だから子どもは子ども集団を形成して、好奇心を保持するわけだ。身の回りがすべ…