民主主義

なんでデモクラシイの訳が民主主義なんだろうなあ。民(たみ)だったら主(あるじ)じゃねーじゃねーか。

自治制」とか「投票制」とかでよかったのに…。

幕末か明治初期の「お偉いさん」が欧米を観察して、「ウム、民主主義とでも名づけるかな」とか思っちゃったんだろうなあ…。「合衆国」みたいなもんなんだよ、きっと。この言葉の中にすでに日本人の勘違いが含まれている…。

そういえば朝鮮民主主義人民共和国なのに、中華人民共和国なんだよなあ(名乗りは中国の方が一年遅い。かぶんないように気にしたのだろうか?)。中国語でもやはりデモクラシーのことを民主主義っていうんだろうか…。日本が大日本帝國から日本民主主義人民共和国にならなかったのは、もちろん天皇制が残ったからなのだが、やはりアメリカに対する意地がベースにあったんじゃないか…。アメリカに促されて日本民主主義国なんて名乗れない、そんなんだったら、じゃあ「大」「帝」をやめて日本国でいいよ、フン! みたいな。天皇がいるのに帝国じゃないなんて…。

民主主義ということばにも、封建的側面が残っているんじゃない、というお話でした…。