『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』

昭和35年朝鮮戦争が再び勃発、全面核戦争に。日本は滅亡してしまう。真面目な良作で、親から置き去りにされた幼児につきそって一緒に死んでしまう三田佳子に涙ぐんでしまった。

博士の異常な愛情』より3年ほど早い。

この数年前に黒澤明の『生きものの記録』があるけれど、のちのちまで続く核恐怖、人類絶滅への恐怖を、かなりストレートに、純粋に、映像化してあって、ちょっとあっけにとられたのである。いわば典型を見たおもいがする。