「快楽主義」あるいは「主義」

猫猫先生の、「方法論」「世界観」についての論評で思いうかんだのだが、カニバリズムは主義じゃねーよと他人を笑っていた人がいたけれども、「快楽主義」これも微妙である。ヘドニズムは、快楽説とでも言うべきなのでは。

一般にはフェミニストというのはレディーファーストをわきまえる男のことと思われるのと同じで、快楽主義者というのは普通はエピクロス派ではなくて、その間逆のような態度の人のことだと思われている。これは快楽主義という字面のほうが悪いと思う。意味が転化するのも仕方ない。

カニバリズムについては、私は「主義」でもいいんじゃないかなと思う...

いや、というよりも、日本人にとって主義って何? と思うのだ。世の中に、いろいろな義があって、その主たるものということなんだろう? 日本人には「こだわり」はあっても「主義」なんてないんじゃないの? 「仁義なき戦い」の国なんだぜ。