国家あるいは権力。世界を体にみたてた場合の、脳の似姿。

そういえば外部世界には脳がない。世界は人になにかを要求しない。ないものをあるふりをして人々が扱うことで権力が生成されるのではないか。そしてその権力も雲のようなもので、近寄ってみたら消えてしまう。

まつりごとや祭祀には、実体がない。雲のようなものなわけだ。霊だとか先祖だとかは、だから脳(判断する人格)の似姿であるわけだ。