プロには客が必要だ/都市をちゃんと使う

都市は第一に人がたくさんいるところなのだから、不況になったら、必要なことは、不正規なルートで間に合わせてしまえばいいのである。

間に合わせているうちに、その物事が、自分にとって必要なものかそうでないかがはっきりしてくる。不正規なことをやっているな、という自覚が、選別を促すのである。

その意味でいえば、私は都市に住まいながら都市をちゃんと使い切れていない。ちゃんと都市を駆使することを考えなければいけない。すぐ定価払って正規品買っちゃう正直者だからな。正直者はプロが幸わう国家を夢見る…。