「うまれによる差別」誕生の理由

そういえば「差別」にあたるやまとことばは何だろう? 「のけものにする」か?

生まれる時は人はだいたい同じに生まれる。母親の胎内からずるっとでてくる。しかし死のバラエティの豊富さはこれとはまったく対照的だ。そしてだいたい死には理由がない。この理由のなさの不安に対処するために身分制を創出したのだろう。悲惨に死んだ人を「あの人は生まれが悪かったから」と生き残った人が自分を納得させるのだ。「運が悪かった」というのも、このバリエーションだろう。