1960年代に頭角をあらわした人々の1980年代

というのも、ちょっと面白い。最相葉月の本からの連想だが。1957年デビューの星新一がボーダー例というべきか。それ以前に世に出た大江(星とほぼ同時だが、芥川賞だし)や石原慎太郎は、わりと安定した1980年代を迎えているが、井上ひさし筒井康隆小林信彦は激変といってもいいな…。別な言い方をすれば、大江や石原は「浸透」も「拡散」もする必要がなかったのだということか。