会津と長州

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100928
星亮一の本を読んで気楽に面白いなと思っていたら、ネットでけっこう怒っている人たちがいて、ふーんそうなのかなどと思ったことがある。

個人的に思い出深いのは、改元前後に日テレが紅白の裏で流した白虎隊のドラマ。まだ子供だったから、少年兵が集団自決する展開に吐き気をもよおして生きた心地がしなかった(おとといの『十三人の刺客』にたえられなかった青年のように)。視聴率もわりかし健闘したらしい。

会津と長州の反目って、そうか、戦後に強化された思い込みなのかなあ。そうかなあ。帝国期の軍隊のなかでずっと受け継がれた観念のように思うのだけれど。佐幕側が冷遇されていたのはまあ事実といっていいのだろうし。それもあとづけの思い込みだった? 証拠がないから? う〜ん。