歌って飛ぶ象

『ダンボ』のことである。スピルバーグのドタバタコメディ映画『1941』で『ダンボ』を見て泣くのはスティルウェル中将という人物で、実在の人物から名前とエピソードを借りているらしい。『ダンボ』は1941年の新作映画だから、『1941』劇中のスティルウェルが『ダンボ』のセリフを覚えるまでくり返し見ているのは、なんだか間違っているような気もするのだが、べつに成立しない話なわけでもない。

ところで、

http://www.jtnews.jp/cgi-bin/revpick.cgi?TITLE_NO=3192&REVPER_NO=20054

この感想には笑ってしまった。まったく正しいがゆえに笑えてしまう黒い笑いである。たしかに『ダンボ』は、幼い子供をもった母親を、徒に不安にさせる映画ではあった。