情報処理と躁鬱病

いま、うつ病学会の一般向け手引き書のPDFを読んでいて、ちょっと青くなっているのだが、いろいろあてはまるのである。

私がうつ病者をばかにする気味があることは、前に書いたが、そうか、それは自分が双極性の障害をわずらいかけているからなのかもしれない。

私は幼少時から「ながら勉強」の癖があって、成人してからこれを直すのに苦労したのだが、こうなるとニワトリが先か卵が先かの類であって、もともと「ながら勉強」の素質がうまれつきに具わっていたのかもしれない。

私の主観というのは、マイケル・ベイポール・グリーングラスの映画に近い。視覚と聴覚で別の情報を処理しているときのほうが、「よく生きている」と感じるのである。コンビニで地図を買えば自己解決できるのに、わざわざ人をつかまえて道を尋ねる人間を、愚鈍なやつと解釈してイライラするタイプなのである。あなたの周囲にもこういう人間がいるだろうと思うのだが、私もそういう人間なのだ。