2008-06-07から1日間の記事一覧

温暖化ウソ論

映画の待ち時間に、青山ブックセンターでいろいろ本を立読みしていたのだが、あの池田清彦が温暖化ウソ論でいくつか本を出していたのが意外だった。利権として温暖化防止を謳うのは、ピュアな感じをぷんぷんさせてもちまえの強欲さを隠していることなのだか…

『ミスト』

某監督が全否定し、友人が絶賛という展開を前にして、では確認しようと、勇躍六本木へ…。なあんだ。これ、ギャグ抜きで作った『ドリームキャチャー』なのね。『ド』も、視点によっては相当悲惨で、おぞましい物語になり得た。私は『ド』の原作小説を未だ読ん…

エンドなんかねーんだよ

そうだ、私がドーキンスに感じる不快感は、神を捨てて科学に付けば世界は良くなると信じている風なのが不快だからだ。それは狂信とどう違うんだ?自然に依存して生きる人間に、最適な生存形式なんてあるわけがないじゃないか、というのである。宗教も、科学…

ドクサの問題、生き物としての「私」が逃れられない所懐というもの

志賀直哉を読み出しているので、やはりフランス語公用語発言は、ちょっと考えてしまう。昨日、本屋で、蓮實重彦『反=日本語論』の、志賀に関わる部分をさっそく立読みもした。「思ったから思ったんだ」。脳というのは、人にもよるが、確信をもちやすい器官…