2008-07-12から1日間の記事一覧

カミンスキー、好きか嫌いか

蓮實せんせいのお言葉だけを読むためにユリイカを買ったのだが、危惧どおり、せんせいはカミンスキー「だから」スピルバーグがお好きであらせられるようなのだね(ぐちゃぐちゃな敬語だ…)。要するにせんせいは暗いから最近のスピルバーグが好きなのだという…

もてたきゃ生物学の本を読め

しかし私は知っている。もてたい奴が自己の生物学的限界を超越したい幼稚なまでに純粋なプラトニストであることを…。

ミスト論議

某監督がしつこく『ミスト』をけなしている。あんな自決は不自然だし許せないという主張なのだが、『ミスト』は別に自然さを演出して観客を感心させるための映画ではないからねえ…。そんなこといったら、あんなバケモノは現実にはいない、ただのCGだって話…

カール・セーガン

いま図書館にあるカール・セーガン「コスモス」(コゥズモウと発音するらしい)を借りて見ている。面白い。いやあ、科学っていいよね。20代は小説とか思想書ばかり読んでたけど、いやはや、最近10代の頃にもどったようで、理系書を読むのが楽しいのだ。↓…

映画狂にとってのスピルバーグ、映画狂が世界を征服しているという幻想

ああ、タイトルで言い切ってしまった。でも、そういうことだよね…。それは確かにスピルバーグ(1946年生まれ)は映画狂で、映画館に入り浸っていたが、それだけではハリウッドのスター監督でいつづけられないのである。ピーター・ボグダノビッチ(193…