2008-09-21から1日間の記事一覧

表現のニュアンスは時代によって変わる

アトム「でも南極ってずいぶんロボットがみじめですねえ」 ロボット農場主「フンたしかに その点についてはごもっともだ」 (講談社漫画文庫版『鉄腕アトム』03巻「ブラックルックスの巻」より(23ページ)) ヒゲオヤジ「フンどんな都合か調べてやるぞ…

世界に終わりは来ない。個人は終わるだろう。社会も終わるだろう。

池田信夫先生が、他人の失業をそれみたことかと囃す下品な内田樹せんせえにチクリと嫌味を言っていて、快い。それみたことか。『ダークナイト』を見たばかりの私は、クリスチャン・ベールとマイケル・ケインの掛け合いを思い出さずにはいられない。どうせ僕…

怒った人たち

世界には見えるものしか存在しねえんだよ! 俺は存在するんだよ! てめえは、俺を、見ろ!!あいつらの理屈って、そういうことだもんねえ…。私は別に、世界には見えないものだって存在するしねえ…と、かれらの怒気の無意味さをながめるだけ…。「怒った人たち…

立ち消えになった理由

相馬正一と猪瀬直樹の論争が立ち消えになったのは、「『黒い雨』と「重松日記」が相互に独立した作品である」と主張するのも、「『黒い雨』が「重松日記」を不当に抹消した」と主張するのも、互いに無理筋だと両者が判断したからだ、と私には思えるのだけれ…