2008-09-29から1日間の記事一覧

夢と情報

初期の手塚漫画は、夢というか、空想をそのまま描いたもので、そのタッチに慣れてしまいさえすれば、いまでも抜群に面白い。それこそ、演劇的に世界が自足している感じがあるのだ。劇画以降の漫画の発展とは、要するに、情報がかつての夢、舞台、に侵入して…

問答無用!

http://blog.tatsuru.com/2008/09/24_1730.php私自身は遺憾ながら内田せんせえの本を3冊くらい読んじゃったんだけどね…。1冊で「じゅうぶんですよ、わかってくださいよ」である。(このクイズは簡単すぎたかな?)本当に頭がいい人とは最初にその分野の「…

学者の腐ったやつにも三分の理

…ではないか。瑣末であっても欺瞞をいうのでなければ、かれは「間違ってはいない」わけだ。しかしその振る舞いが、内田せんせえの基準では「間違っている」わけで、そして内田せんせえはみんながその基準を採用していると「思っている」。ならばこれは、ルー…

呉先生…

左翼全滅時代だからこそ、その恩に報いたいと思う。http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080928/acd0809280255001-n1.htm 「ええええ」という感じだが、猫猫先生の読みを裏付けた格好だ。 復讐の人類史的意味にも気づかされた。 こちらはなんだか私の…

『崖の上のポニョ』

脚本はぐだぐだなのだが(というか無いらしい。いきなりコンテを描くのだそうだ…)、演出が神がかりに素晴らしい。参りました。