2008-10-30から1日間の記事一覧

ジェリー・ゴールドスミス

そういえばジェリー・ゴールドスミスが2004年に亡くなっていて、私の場合は、では『トータル・フィアーズ』がかれの最後の作品だったのか。私は昭和51年生まれだから、『猿の惑星』なんかはリアルタイムでは知らない世代だが、ゴールドスミスは、なん…

ミドルティーンの性への魅惑と脅え

百均で買った『ツイン・ピークス ローラ・パーマーの日記』(リンチの娘が書いてる)が面白かったのである。デビッド・リンチの映画の登場人物は、そういえばミドルティーン性が横溢しているというか、成長しない。ローティーンの無邪気な成長への憧れとか、…

未来人手塚治虫

『未来人カオス』(講談社漫画文庫版)の「あとがきにかえて」で、「孤独だ孤独だ」と愚痴をたれる手塚治虫に、ちょっとゾッとするのだが…。『人間ども集まれ! 完全版』(実業之日本社)をはじめて読んだのだが、のちの『ネオ・ファウスト』に通じるものが…

「胡散臭い」

「素人臭い」というのが、「プロであるはずなのに素人みたいだ」という意味なのだから、「胡散臭い」は「あやしくないはずなのにあやしいようだ」という意味で使わなければおかしいはずなのだが、今はみな、明らかにあやしいものを胡散臭いと呼んでいる。お…