2009-06-01から1日間の記事一覧

『天使と悪魔』

J.J.エイブラムスと比べると、ロン・ハワードはベテランだから演出に迷いがみられない。 人の死、人が殺されるところへの興味が画面から顔をのぞかせているところがあるけれど、サム・ライミと同世代なのだから、普通、である。各国のマスコミにたいする揶揄…

『ブッシュ』

あまりによくできているのでつい鵜呑みにしそうになるが、これは映画です。 前作あたりからオリバー・ストーンの作風がそれまでと一転してあっさりしたものになったが、映画を見ていてそのことを思ったりした。ストーンもまた帝国を建設するたぐいの野望につ…

『スター・トレック』

あまりに気になる映画なので再見した。 主人公が崖から落ちそうになるシーンを繰り返しすぎる。クリフハンガーというテクニックを馬鹿正直に連発しているわけだ。カークの母がどうなったのかの説明がない(死んだのだろうけれど)。ビンテージカーの持ち主は…

議論はつづく

http://www.cml-office.org/archive/?logid=376 「おなじ雑誌に連載するある作家の不始末にたいする弁明をべつの作家に要求するのは変である」という主張はよくわかる。しかしそれも物事の半面しかみていない。唐沢俊一はと学会の運営委員で、一作家ではない…