2010-11-12から1日間の記事一覧

愚痴が一定の様式を得ている国

日本は、愚痴が一定の様式を得ている国なのかもしれないなあ。言語に馴れ馴れしく、あるいはよそよそしく、つきあってきた希有な集団なのかも。なにしろ日本語の愚痴に相当する言葉が、英語には「ぶつぶついう(grumble)」とか「無為な不平(an idle compla…

神とは、礼儀にのっとったうえで、話が出来る

というよりも、話しかけなければ、それは信仰ではないのだ。日本には信仰をもったふりした不信心者がごろごろいる。自分は無神論者だといいきる度胸のある個人はなかなかいない。もちろんりきみかえってそんなこと宣言する必要もない。日本には草木にも神が…

本当は怖くない幽霊

なんでオカルト本を読んでいたのかというと、魂と幽霊の関係を知りたかったから。思ったとおり、幽霊、ゴーストは、魂そのものではなかった。ゴーストライターとか、幽霊部員なんて言葉にニュアンスは顕著だ。いそうだし、いるんだろうけど、実際には見えな…

日記

せっかくなので『チューブラー・ベルズ』を借りて聴いてみた。すべての楽器をひとりで弾いているらしく、すごい。わりと単調なのだが、これは天才肌のアーチストにありがちなこと。最近つきあっている映画でつかわれていたシュニトケの『合奏協奏曲(第一番…