2011-03-30から1日間の記事一覧

不思議なひとびとと思想的な「しっぽ」

『真実主義 明解サイキック讀本II』という本を買ったのだが、1996年5刷なのにけっこう美本である。付録が虚構のスポーツ新聞で、「北野誠、芸能界から追放か?」という見出しで、なんだか感慨深い。もちろん「放」と「か」のあいだで折られているのである。…

急性と、慢性と

妄想と幻覚の違いということに興味があって、図書館にあるわりと専門的な本を借り出して眺めている。妄想するということがどういうことかは、経験的にわかるような気がするけれど、私には幻覚体験がないし、本を書いている専門家たちもそうである様子である…

そこで筒井の名を出すかね……。

東浩紀が鬱という言葉を編集者から使うなと諭されたことがあったそうで、じゃあトラウマって言葉もつかっちゃいけないのと言っている。そして筒井康隆の断筆についても触れているのだが、しかし、筒井が同時に「作家なんて虞犯者の集まり」などと言っている…

原発沈静化がすぐに実現しないことの意味

チェルノブイリの時と違って、作業員の命を使い捨てにしていないということなのではないか。とりあえず急性放射線障害による死者は、いまのところ、報道されていない。東京都民と現場作業員たちの負うリスクがかなり等しい、等しくあるべきだ、というのなら…