2011-07-03から1日間の記事一覧

繭と土

小谷野さんがカブトムシは蛹になることを知らなかったか忘れたかしていた話には、私はちょっと驚いてしまって、もちろん男の子はこういうことに興味をもつものだという私の前提がジェンダーにとらわれたものだというのは承知しているが、それならばなぜ変態…

さすがに「辞任までのカウントダウン開始」としか思えない。

雑な人間に騒ぎを起こさせて辞めさせるとか、そういうどたばたを直接批判を避ける手として用いるという、そういう菅直人のたくらみなのだろうか。(追記)辞表を出した。

『1900年』を見た。

地主の孫と、小作人頭の孫の友情と葛藤を描く作品で、地主の使用人からファシスト党に入った男が社会の変化をかれらの地域に呼び込む。このファシストを演じたドナルド・サザーランドが物語を推進する触媒となっているわけだ。第一次大戦や第二次大戦の描写…

長谷川町子と大橋巨泉

ちょうど長谷川の新聞連載がとぎれがちになり、彼女が表舞台から退場するころに、入れ替わるようにして有名人になっていった巨泉である。 戦後昭和を代表する人物など、ほかにもいくらでもいるだろうけれど、とりあえず私が幼少期からその仕事をながめていた…