2011-07-16から1日間の記事一覧

う〜ん

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20110714 そもそも「母国語」は、「母国/語」なのだろうか。「母/国語」だと思うのだが。マザータンを「母国語」と訳したのは誰か知らないが、たぶん明治の人なのだろうが、この表現には機知を感じるのだけれども、母語と…

「日本語」ではなく「ことば」でいいではないか

そもそも日本に「マザータン」に類する発想がなかった。なかったから、明治になってからマザータンという言葉に対応する日本語をつくった。つまり訳した。 そのときの日本は明治のころで、国家ということを内外につよくうちだすべく配慮されていた時代だった…

見えないものを何にたとえよう

ジョルダーノ・ブルーノの本を読みはじめている。なかなか面白い。 神を別の何かに例えることに倦みはじめた時代の、ある男の思惟の記録というわけである。 ブルーノから数百年、神どころか、人類や民族、国家、階級について、それらが確固として自分の内外…