竹熊健太郎氏はオウムではなかった

そして、自分は絶対に他者より優位に立っていないと気がすまないのに、そのバカ高いプライドを裏付ける根拠がカラッポという・・・その人物像ってこのあいだ秋葉原で無差別殺人した青年と同じだよ。http://d.hatena.ne.jp/mailinglist/20081114/p5#cより

他人がなぜ加藤智大(samurai_kung_fu君よ。彼だって、そう遠くない未来に死ぬんだぞ。わかっていて言っているんだろうな。死ぬ人への礼儀をわきまえて言っているんだろうな。彼が死ぬことを喜ぶ権利があるのは、被害者の遺族だけなのだからな)と私の人物像が同じであると決め付けることができるのか、その判断の根拠は残念ながら明かされていないが、自殺した知人のことを久しぶりに激しく思い出して動揺している私は、いま、なるべく多くの人間を死に追いやろうとする通り魔の心境にはとてもなれないのである。

やはり竹熊氏には軽々に「オウムはオタクの宗教、オタクの犯罪」などと言って欲しくなかったのである。結局、竹熊氏は犯罪を犯していないのだから。『私とハルマゲドン』は、オタクに対しても、オウムに対しても、礼を失してはいなかったかと思うのである。