『ナイト&デイ』

すさまじいまでの合成の嵐。ロケ隊に俳優も同行しているんだろうけれど、データを撮りまくってスタジオで合成して作った画面のほうが多いようだ。CGの荒さを許容するように物語を設定してあるのも、ただただそつがない。

DLP上映で見たのだが、自分がなんだか未来に来ちゃった感じがした。未来って未だ来らずだから未来なのにね。アバターに続いて、おれにとっての未来の映画第2号だ。

分かりきったことを極力省略しているのだが、それが特に気が利いてるようでもないのが今の時代の気分という感じ。夢はヴィンテージカーのほうによほど宿っていたように感じたのだ。