私のトラウマ映画『衝撃の懐妊・私は宇宙人の子を宿した』

もちろんテレ東で見たのである。鍵っ子で、誰もいない家のなかで一人でこれをみた小学生の私は震え上がったものである。

この動画はエンディングで、女たちが晴天のなか集まってくるのが当時はやけに怖かったのである。

いまの目で見ると、宇宙人や宇宙船を登場させるとチャチになるし、予算もないしで、こういう表現にしたのだろうが、鏡と溶ける油絵だけでアブダクションを表現するというのは機智を感じるのである。