2011-03-28から1日間の記事一覧

落語という文化と、寄席という文化

溝口敦のパチンコに関する本で、溝口の取材対象の誰だかが、パチンコは映画と同じに2時間で2,000円ほどを消費しかつ娯楽できてそして暇をつぶせる文化であればいい、という趣旨のことを述べていて、普通の人はそう考えるのかと思って私は仰天したことがある…

私のトラウマ映画『衝撃の懐妊・私は宇宙人の子を宿した』

もちろんテレ東で見たのである。鍵っ子で、誰もいない家のなかで一人でこれをみた小学生の私は震え上がったものである。この動画はエンディングで、女たちが晴天のなか集まってくるのが当時はやけに怖かったのである。いまの目で見ると、宇宙人や宇宙船を登…

宝くじの確率と合理性

人間が経済合理的に行動しないことを当てにした行為(宝くじの販売など)について調べないといかんのじゃないか。(http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20110328) ほんとのことを書くと暗殺されちゃうからだったりして……。相撲の八百長ぐらいで「不審死」が…

つまらないものをなぜ避ける?

そもそも1970年代に大友克洋が「つゆのあとさき」を描いて、1980年代には森田芳光が『の・ようなもの』を撮っていた。落語がださいなんていうのは、(日本)映画がださいと思われる前から、思われていた。『タイガー&ドラゴン』以降の落語ブームには、正直…