2009-02-09から1日間の記事一覧

唐沢俊一問題に寄せる

論理的思考があやしいひとが、あやしいながらも、それでも理屈を繰っているときの、発言者の心理を考えよ。ということである。もちろん唐沢本人の問題として考えることは退屈なので、私は思考の対象を日本人に拡大するのだ。感覚と論理と心情を、おおくの日…

『天安門、恋人たち』

つまらんなあ...。だいたい主人公の女は、なにを勉強しに大学へ行ったんだ?たとえばさ、あの当時の中国の大学にだって、かくれてこそこそYMOを聞いたり、松田聖子のグラビアを収集したりするオタクはいたと思うのだ。もしいなかったら、私はそんな中国の画…

愚痴という名のメロドラマ

あんまり深く考えんでも、愚痴が売れるだろうというのは、想像できる。日本人は、日本だめかも話も、大好きだし。翻訳において日本は輸入超過だし、日本人は外人が日本のことをわからないと思いたがる。そんなことはないだろうと、私はおもうけれど。自分の…

『天安門、恋人たち』

最後まで見たけど、ひどい映画だった。要するに、学生運動で負けたことを認めないで、海外に逃げて「待機」していたせいで、人生を棒に振ってしまいました、というだけの話ではないか。私は、もともと、学生やインテリが嫌いなのだ。本気で生きてないから。…

M change the world

『L change the WorLd』を見ていておかしかったのは、ヒロインの女の子が、猫背のLに「背筋をのばしなよ」とすすめていたところだ。じつは私もひどい猫背なので、ちょっと面白くて、この数日、背筋をのばして歩行しているのである。たしかに、世界というか、…

「私は死を恐れない」

それでも、もし、日本語が「亡びる」運命にあるとすれば、私たちにできることは、その過程を正視することしかない。 自分が死にゆくのを正視できるのが、人間の精神の証しであるように。http://d.hatena.ne.jp/solar/20090208から拝借 私は、水村美苗の議論…

『12人の怒れる男』

これはすごい。もう日本映画は小気味いいくらいに、韓国やロシアに抜かれていく...。ただただ脱帽。12人の怒れる男 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2009/01/23メディア: DVD クリック: 17回この商品を含むブログ (45件) を見る