2009-08-09から1日間の記事一覧

身近な人が死んでもなかなか態度が切り替えられるものではない

藤岡氏が唐沢俊一が死んだ志水一夫の家を訪ねて蔵書の状態を調べにいく日記の書きぶりを軽薄だと怒っておられるが、さてそんなに怒るほどのことかと思うのである。どうも死者への敬意というものの考え方が抽象的でありすぎる感じがするのだ。ごく単純にいっ…

大江研のザブローニ博士

このごろ通うようになった飯田橋のブックオフに筒井全集がわりにそろっていてちょくちょくながめるのだが、初期のころの文章をよむとなんだか苦いものがこみあげてくるのだ。さて大江健三郎だが、世代ごとに世間は大江をどう読んできたかというのをだれか勤…

古い、新しい

私にとってはウルトラマンレオのほうがウルトラマンより古い。就学前にレオを再放送で見、マンのほうは十歳前後のころに見たからだ。本放送でみたのは80のみであった。どうもおれの世代は上の世代のように素直にオタクになれない傾向があるんじゃないかと思…

日本人のヘーゲル・コンプレックス

歴史がランダムだといいきる自信は私にはないけど、しかし、日本歴史に古代やら中世やらつけるのは便宜でしかなくて、日本にあったのは記紀以前、律令時代、武家支配、明治以降くらいしかないのだとは思っている。社会や歴史に法則がなかったにしても、文化…

明治大正昭和の文学

政治小説、硯友社、紅露時代(このあたりまで不勉強)、以後は家と恋愛、恋愛と性、明治の終焉と大正、モダニズムと共産主義、戦前昭和、戦後、石原大江の登場、1968年、といったところか…。ウラアオゾラブンコの年表とか、とても面白い。

ご心配どうも

暑いからけじめなくだらだら書いてしまっているだけなんだが…。理性に支配されているかな? 観察に法則性を感じてそれが実在すると叫びだしたらヘーゲリアン?なんだろうけど(これこそまさに理性主義だ)、とくになにかを実在するって主張してはいないはず…

メーリングリストは公の場ではない

と思うんだがどうだろう。だって内通者がいたから検証blogであつかえたわけでしょう? 内通者がいて、その情報も興味深かったので公開する(検証blogに載せる)。内通者は保護のため身分を秘匿する。これだけ言っとけば良かったんじゃないかしら。と学会は社…

秘密と公然

安岡氏が「不特定多数」ではなくて「不特定」あるいは「多数」だというので調べてみた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/名誉毀損罪#.E5.85.AC.E7.84.B6 http://ja.wikipedia.org/wiki/侮辱罪 これは難しい。ようするに守秘義務を確認しあった者同士以外の会…

民主主義を支えるドグマ

なぜこんな弁証法みたいなものが生き残ってるのかそういえば分からんね http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1246491353/749 民主主義をささえるドグマだからなのではないか。宗教の権力をささえるのは神の力だし、王権もまた最終的には根拠を神にもっ…

黒古一夫『作家はこのようにして生まれ、大きくなった』の文献一覧表

参考文献 一、大江健三郎の全著作 一、『大江健三郎文学事典』(篠原茂 九八年九月 森田出版) 一、『大江健三郎・再発見』(大江健三郎・すばる出版部編 〇一年七月 集英社) 一、『大江健三郎《奇妙な仕事》以前の既発表全作品』(大澤剛志 九八年六月 江…

これおれ

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1249613334/518 やっぱり頭のmって消えちゃうね…。

これらおれ

518、527、541、566、574、577、585、587、591、593、595、600、603ニセモノ→601、628、688(以降全部ニセモノ) わかりやすい区別の仕方があるんだが、教えない…。