2010-03-14から1日間の記事一覧

洒落と比率

私は基本的に駄洒落ばかりの人間なので、つい洒落も地口と混同してしまうが、なにか対象をみつけてきてそれを表象する、しかもわざとつたなく表象する、これが洒落、洒落こむというやつである。駄洒落は、言葉の上だけで、なにかをミミクリするから、人によ…

へいへいへいへい、だから? へいへいへいへい、どうする?

かなり気持ちイイ。

「文化資本」

http://ja.wikipedia.org/wiki/文化資本 下のほうにマックス・ヴェーバーのサムネイル画像があったから、つい吹いたが、しかしこれってどれほど客観的な概念なんだろうか。たとえば近代日本でいうなら、帝国時代の将校の家とかの文化資本は、じゃあ途絶した…

なぜそこで…

http://twitter.com/tonton1965/status/10427433982 なぜそこで「最後の喫煙者」? 作者がリラックスして書いた短編にすぎないのに。こういう場合は筒井作品でくだらないと思う長編をあげましょうよ。

「キャピタル」と「もとで」

日本人にはキャピタルという発想がうすいんではないかと思う。「もとで」という発想はあるけれど。家思想が、明治期に下々にもおりてきて、戦後期に核家族になって、経済が頭打ちになって、さて、というところか。基本的には物を大事にしないですぐに捨てち…

変わりたくないという思いも、欲望である

ブルデューって、読んだことないけど、自分のしていること(まあ、学問か)の意欲も、ようするに欲望なんだってことをふまえていたのだろうか。自然科学者だったら、自分が動物である以上、食欲や性欲を具えていることを当然にわきまえているけれども、「社…

孤独な人にミステリーは面白くない

『ハサミ男』は映画で見たし、『ロートレック荘事件』も断筆宣言のころ読んだが、まあ、なるほどとしか思わなかった。要するに読者の自我が不安におちいることをホビーとして面白がるための手法なんでしょ、そんなあたりまえのことに念を押されてもな、とし…

ハンコのコ

銭コ、というと、田舎者な感じが漂うのに(馬コもそうだな)、判子は判コなのに、そしらぬ顔で普通の言葉ですよというふりをしている。

保身のメカニズム

http://ja.wikipedia.org/wiki/半島を出よ なんだか漫画みたいな話だな。私が作者だったら、総理大臣にはロシアの劇場占拠事件のときのように、犠牲者がでることを厭わずに侵入部隊を全滅させちゃうけど。そのあと辞職しちゃえばいい。ほんとだったら賠償を…

「パロディ」の先触れ

『秋津温泉』は音楽が始終鳴っててうるさいし、物語もなんだか偉そうだなあと感じて、好きではなかったのだが、どこかで読んだ文章には(最近こればっか)、監督はこの作品を太宰のパロディとして仕組んだのだそうだ。『斜陽』とか『人間失格』あたりかしら…

『人間の約束』

これは素晴らしい。『鏡の女たち』は、これのバリエーションという側面もあるのだろう。絵面が似通っている。 なぜ尊属殺人罪なんて規定があったのだろうと、それがなくなった現在には思ってしまうが、要するに人は家で暮らすものという常識が日本にはあった…

これこそ洒落の世界

私の母からの小遣いの約1カ月分ですよ。言ってくれたらあげたのに http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/367497/ ななめ読みしていたので一瞬なんのことだかわからなかったが、この人はいまの総理大臣を諷刺しているわけである。…