2009-07-11から1日間の記事一覧

「リダイヤル」の不思議

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090710 犯人の正体が長女の同級生だった時点で、犯人によるストーカー被害について知らない第三者でも「偶然押し入って長女の母らをそれと知らずに殺した」か「娘に執着のあまり家人に手をかけたか」のどちらかしかない…

つい徹夜するほど読みふけったのですが

しんのすけさん、なんでそんなに勝間和代とか強姦被害者A子とか松尾健治とかに興味津々なんですか? いや、なんか、「二度とメディアに出てくるな 下衆野郎」とか、強烈だなあと思って。カトリックを憎悪する新教徒みたい。だって、こういう人たちは、いつの…

近代とか自由とかって、そんなにいいもんか?

だから封建時代はいいと主張したいのではなく、抑圧の形態が違うというだけだろう?小谷野さんは法の下の平等にこだわっているけれど、こだわるほどに平等とは関係ない現実と理念との乖離に苦しむことになりませんか? かつて教会の教えと現実との乖離に人々…

『民主主義とは何なのか』

民主主義とは何なのか (文春新書)作者: 長谷川三千子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/09/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 49回この商品を含むブログ (15件) を見る第一章、第四章、結語を読んだ。民主主義すなわち悪と著者は主張したいようだが…

匿名について

http://b.hatena.ne.jp/hmmm/猫猫先生/?of=100 からいろいろたどって http://d.hatena.ne.jp/macska/20071219/p1 を読んだ。なぜ匿名がよろしくないかといえば、反論を公表しても当の匿名氏に意見が届いたかどうか心もとないから、でしかないのではないだろ…

公開処刑と戦争

『民主主義とは何なのか』を読んでいて思ったのは、明治政府は江戸時代の反動からか公開処刑をしなくなったのだった、ということ。フランス革命といえば、ギロチンだ。斬った首を観衆にむけてほこらかに掲げたらしい。死刑というのは公のこととして行うわけ…

「泥棒と君主を一緒にするな!」

『民主主義とは何なのか』の「もう一つのインチキ――革命のプロパガンダとしての人権」(198ページ)が気になったので、ロックの『統治論』(中公の世界の名著だとこのタイトル)を借りてきたのだが、長谷川三千子がなにをもって「インチキ」と呼ぶのかわから…

他人が私に対して泥棒としてふるまった時点で、私はその他人を殺しても許される

ロックの『統治論』は、恐ろしくも面白い。「第三章 戦争の状態について」203ページ(中公世界の名著版)の「このようにして」の段落とか、205ページの「この戦争の状態」の段落とか。なぜ自分自身が他人との戦争状態にあって自己の良心の裁判官となりうるか…