2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
公式がリンク切れしてたので、とりあえずこれ→http://thecia.com.au/reviews/f/fighter.shtml こういうのこそ日本公開すればいいと思うけれど、デンマークに移住したトルコ人家族の落ちこぼれの娘の話だから、むずかしいのかも。 でも泣けたし、カッコ良かっ…
冒頭。 プロレスの開催に国歌斉唱があって、それに作者が起立もしなければ歌いもしなかった話から始まっていて、しかし君が代を歌うことで観戦する観客に一体感が生まれるという効用を発見するという展開になっている。 さらに君が代の君がべつに天皇に限ら…
インド映画が性愛表現に厳しくて、キスさえ検閲されるのは有名だが、暴力表現もかなり厳しく規制されている。 悪役がオッドジョブにそっくりな日本人「北条」といい、彼が投げる武器は、ふちが刃物になっている帽子で、犠牲者はそれで首を切られるわけだが、…
御三家なのに水戸学だから不思議だなと思っていたら、単純な話だったのだな。自分を冷遇する親よりも、親の敵にシンパシーをよせ正統性を付与し、自己を同一化した…。
現行憲法でも天皇の規定があるということは、現代の日本人も、大日本帝國が悪かったとは心の底では思っていないことのあらわれでしかない。天皇の意義を国家元首から国民統合の象徴に再解釈したことは、案外深いことなのではないか。戦後になって、「戦前」…
モラトリアム人間を考える (中公文庫)作者: 小此木啓吾出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1985/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る十分いまでも通用する、というよりも、1980年代以降の論者が小此木の論を見ないようにしてきたと表現した…
小谷野さん、普通に「あけてください」「とおしてください」と声をかければよかったのでは?
メディアエイジの精神分析 (慶応SFC人間環境ライブラリー)作者: 小此木啓吾出版社/メーカー: 日科技連出版社発売日: 1996/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る著者の自己紹介として簡にして要をえた本。前半の座談会の記録が面白い。なぜ精…
『スターウォーズ』や『マトリックス』みたいに、関連人物を増やしたサーガ商法。
行ってみた。 こういうイベントは久しぶり。会場についたら豊島公会堂には500人弱がつめかけほぼ満席。 個人的に面白かったのは、おもしろ文具の紹介と、最近日本の教科書において中国の地名が現地語の不正確なカナ表記のみになりつつある報告、斉藤寅次郎の…
妻は告白する [DVD]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2004/11/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 94回この商品を含むブログ (39件) を見るこれは面白い。見捨てることを殺人に直結して物事を観察する試み。死んだ夫は、妻を憎む故に別れなかった。やなや…
赤い天使 [DVD]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2004/11/26メディア: DVD購入: 1人 クリック: 289回この商品を含むブログ (30件) を見る戦場版スチュワーデス物語…。 若尾文子の役が日本人にしてはずいぶん意志的で、見ていて不思議だった。こうありたかっ…
コミュニケーション不全症候群 (ちくま文庫)作者: 中島梓出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1995/12メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 170回この商品を含むブログ (72件) を見るベストセラーの構造 (ちくま文庫)作者: 中島梓出版社/メーカー: 筑摩書房発売…
kensyouhan氏、すまん、それはちょっとないよ。 文章書いてる人間が他人に醜い嫉妬心を抱えているなんて、普通。普通ですって。 だいたい1980年代の前半って、「若者たちの神々」の時代だったわけでしょう。大塚英志だって、小谷野さんだってあのころ登場し…
J.J.エイブラムスと比べると、ロン・ハワードはベテランだから演出に迷いがみられない。 人の死、人が殺されるところへの興味が画面から顔をのぞかせているところがあるけれど、サム・ライミと同世代なのだから、普通、である。各国のマスコミにたいする揶揄…
あまりによくできているのでつい鵜呑みにしそうになるが、これは映画です。 前作あたりからオリバー・ストーンの作風がそれまでと一転してあっさりしたものになったが、映画を見ていてそのことを思ったりした。ストーンもまた帝国を建設するたぐいの野望につ…
あまりに気になる映画なので再見した。 主人公が崖から落ちそうになるシーンを繰り返しすぎる。クリフハンガーというテクニックを馬鹿正直に連発しているわけだ。カークの母がどうなったのかの説明がない(死んだのだろうけれど)。ビンテージカーの持ち主は…
http://www.cml-office.org/archive/?logid=376 「おなじ雑誌に連載するある作家の不始末にたいする弁明をべつの作家に要求するのは変である」という主張はよくわかる。しかしそれも物事の半面しかみていない。唐沢俊一はと学会の運営委員で、一作家ではない…